和菓子の種類で「水ようかん」は夏の定番です!と考えているのは私だけでしょうか?(^~^)
和菓子に興味を持ち始めて5年ほど経ちましたが(まだまだ新米です〜)、水ようかんの涼しそうな見た目とデザイン、冷えた水ようかんの滑らかな舌ざわり、そして鼻に抜けるあずきの風味がたまらなく美味しくて感動し、私はすぐに虜になってしまいました。
一言に「水ようかん」ですが、「うちの水ようかんは美味しいですよ!」とこだわりある自慢の水ようかんを提供しているお店は多々あります。
東京町田市の小田急百貨店B1Fにおいても、水ようかんを誇るお店が軒をつらねています。
今回ご紹介する「水ようかん」について、デザイン性や容器、食感、甘さ、風味それぞれのお店が特徴を活かした自慢の水ようかんはどんなに美味しいのか?詳しくご紹介しようと思います。
- 小田急百貨店町田店B1Fで買える水ようかんで一番おいしいお店はどれ?6種類を食べ比べてみた!
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小田急百貨店町田店B1Fで買える水ようかんで一番おいしいお店はどれ?6種類を食べ比べてみた!
小田急百貨店町田店B1Fの和菓子の甘味処では有名な店舗が立ち並びます。
ご紹介する店舗はB1Fの和菓子店が並ぶコーナーに集中しています。
B1Fの地図と店舗の位置をお知らせします〜こちらです。
落ち着きある老舗店舗のカウンターで入手できる水ようかんは、ちょっとした夏のひとときのおやつにはもちろん、大切な方への手土産や目上の人へのご挨拶の際に持って行くと気の利いた差し入れと思ってもらえること間違いないと思います。私自身もいざという時に、小田急百貨店のB1Fの和菓子コーナーをよく利用しています。
私の思うところ、「水ようかん」が好きな人は、風情や季節感にもこだわりある人が多いような気がします。ご紹介する6店舗がそれぞれオリジナルの水ようかんを販売しているので、お相手の年齢やご挨拶の目的に沿ったテーマを考えてお店をチョイスするのがおすすめです。
私が実際に食べてみたり、時には手土産を持って行ったりして良かったと思うおすすめのお店は次の6店です。
1.禅寺丸本舗
2.叶 匠壽庵
3.両口屋是清
4.銀座あけぼの
5.文明堂
6.とらや
見た目が美しく涼しげに飾った”水ようかん”から優しい口あたりでしっかりとした甘味を楽しめる”水ようかん”まであるので、迷った時はこちらの感想を参考にしていただければ嬉しいです。
6店舗の水ようかんを以下の項目に比較表にしてまとめています。
- 値段
- グラム
- 大きさ(cm)
- 水ようかんの風味
- 固さや食感
- 最大の特徴
これらの項目をご紹介して行きますね〜♫
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水々しさとデザインにこだわる水ようかんが味わえるおすすめの3店
次の3店舗の水ようかんは見た目のデザインと美味しい甘さにこだわりが感じられます。
1.禅寺丸本舗
2.叶 匠壽庵
3.両口屋是清
水ようかんというと涼しさ・優しい口あたり・甘い風味、そしてデザイン・豪華さ・小豆風味・ようかんの固さなどがお店によって異なり、そのお店の特徴が表れます。
お店のオリジナリティをご紹介しつつ、個人的な感想もお伝えしますね♪
涼しげな見た目のデザインと夏のイメージを楽しめる水ようかん①:禅寺丸本舗
神奈川県川崎市に本店を置く「禅寺丸本舗」さんですが、こちらのお店の特徴は何といっても季節感のこだわりです。
季節の旬の食材を使用したお菓子づくりにこだわる禅寺丸本舗ですが、春夏秋冬それぞれの旬の食材が持つ”新鮮さ”を売りにしています。
店舗の品揃えを見渡してみると、「季節を売り」と宣伝しているだけあって、旬への思い入れがそれぞれのお菓子に表れています。
また、こちらの店舗のご挨拶として次のような言葉がしたためられています。
禅寺丸本舗さん自慢の「水ようかん」がこちらになります。
「生小豆水ようかん」と札に書いてある通り、新鮮さ溢れる「水ようかん」です。
なんといってもこの見た目の涼しさは、どのお菓子よりも目立っています。
早く食べたくなるような爽やかな透明感です。
見た目で冷たさが伝わってきます。
上澄みの寒天と小豆がキラキラしています〜
とても鮮やかな艶と色合いが堪りません!
実際に食べてみました〜!すると…
びっくりするくらいなめらかな舌ざわりです。甘さも控えめで、舌の上で溶けてしまいます。うえに乗せられた小豆がアクセントになって、食感も楽しめます。
冷たさと滑らかさが口の中に広がります。
細かく濾したようかんは、ふんわりムースのような食感です。
ほんのりとした甘さが最高の後味をもたらしてくれます。「ん〜おいしい!」
おかわりが普通に出来そうな優しさの「禅寺丸本舗の水ようかん」でした。
●禅寺丸本舗の水ようかん
印象的な見た目とゴージャスさにこだわった水ようかん②:叶 匠壽庵
滋賀県大津市に本社を構える「叶 匠壽庵」さんです。
こちらのお店は菓子づくりをするにあたり、梅の花を店舗のイメージに掲げています。梅の花びらは5つありますが、一枚ずつの花びらに言葉をあてはめ、「五弁の思想」といった世界観を持ち大切にされています。
1【叶】お客様の口に叶いますように
2【匠】職人芸を守り一家をなす者
3【壽】いのち永くいきる事をことほぐ歓び
4【庵】自然に抱かれた小さな菓房
5【琵琶湖】物語は「マザーレイク」から
これら5つの理念を掲げて、お菓子づくりに専念されているこだわりの店舗になります。
創業者の芝田清次は大好きだった梅を求めて全国を歩き回った結果、京都の青谷地区でしか手に入らない「城州白梅」に出会います。
希少性が高く、そして果肉が厚い大粒の梅に惚れ込み、自らの手で梅を育てるため寿長生の郷をその地へ開くことから、「叶 匠壽庵」はスタートしました。
お店の理念を大切に掲げる「叶 匠壽庵」の水ようかんはこちらです。
叶 匠壽庵さんの水ようかんは、デザインが秀逸です!
竹の筒が山積みされた夏の和菓子アピールは、注目されること間違いありません。
近づいて見てみると、竹の筒に詰め込んだ美味しそうな「水ようかん」がしっかりと詰まっています。
涼しそうな川の清流を連想してしまう竹筒のデザインは、くつろぎを与えてくれるようなおもてなしです。
見るからに冷たくて美味しそうです〜!
一口食べてみると〜?!
割としっかりとした食感です。スプーンですくった時に感じたのですが、固めな水ようかんだなぁと気付きました。
口に運んだ瞬間に、その固さはしっかりとした重みある舌ざわりで「煉羊羹ねりようかん 」に近い食感に感じました。
水ようかんの断面もとても綺麗です。
甘さはどうでしょうか?
しっかりとした甘味を感じることができます。その甘味がいつまでも尾を引くような感じです。しっかりとした甘さと小豆の風味が持続するので、緑茶と一緒にいただきたいと思える一品です。
デザインが素晴らしく、しっかりした甘さを残してくれる「叶 匠壽庵の水ようかん」でした。
●叶 匠壽庵の水ようかん
形状が華やかでカラフルパッケージが珍しい水ようかん③:両口屋是清
愛知を中心に全国に店舗を展開している「両口屋是清」さんですが、創業は1634年(寛永11年)でもうすでに380年余になります。
尾張藩主より「御菓子処 両口屋是清」の表看板を賜り永年に亘り伝統を受け継いできたお店なのです。
名古屋東照宮の二百年御遠忌が営まれた時の御菓子御用という大役も務めたお店でもあります。
この両口屋是清さんはそれぞれのお菓子の種類をテーマ毎に紹介し、中でも「千なり」という銘菓が有名です。
一口食べると「こんなに上品などら焼き!初めて味わった〜♫」と誰もが声に出してしまうくらい繊細な味わいです。
そこまで言わしてしまう両口屋是清さんの「水ようかん」はこちらです。
ショーケースを覗くと冷たさを感じさせるくらいの飾りつけです。
両口屋是清さんの水ようかんは特殊な形状をしたデザインに目が行きます。
特徴的なデザイン形状の水ようかんです。
そのままスプーンですくって食べるのはもったいないので、お皿に移して見た目も同時に楽しみながらいただくのが良いと思います♪
白いお皿の上にプッチンしました!
なんとも光り輝くピカピカの水ようかんです!
壊して食べるのがもったいないと思いながらも、冷たい水ようかんを味わいたい気持ちの方が勝ってしまいます ^^;)
いただいてみま〜す!
口どけ滑らかで、びっくり驚きです!
想像してたよりも柔らかくて舌ざわりはとても優しいです。
甘味も抑えていて、例えると「和のプリン」というのがしっくり来ます!
デザイン性とほんのりとした小豆の甘さを楽しめる「和のあずきプリン」はおそらく海外でも人気となるのでは?と想像が広がります。
見た目も味わいも素晴らしいと断言できる両口屋是清さんの水ようかんは、想像を良い意味で裏切る「水ようかん」です。
食感が最高の優しいお味が特徴で人気の「両口屋是清の水ようかん」でした。
●両口屋是清の水ようかん
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口あたりと風味が豊かで甘味にこだわる水ようかんが味わえるおすすめの3店
水ようかんの醍醐味は?と聞くと…やっぱり涼しげな見た目とようかんの甘さや風味を如何に楽しませてもらえるか?だとわたしは思います。
水ようかんをテーマにして、インパクトの強烈だったオリジナリティ溢れる水ようかんが楽しめるお店を3店ご紹介したいと思います。
水ようかん好きなファンはもちろん和菓子はよく分からないという方まで、一気に魅了してしまうデリケートな水ようかんをおすすめしている3店舗はこちらになります!
1.銀座あけぼの
2.文明堂
3.とらや
お店のオリジナリティをご紹介しつつ、個人的な感想もお伝えします♪
ほんわか食感が楽しめてこしあん風味が強く味わえる水ようかん④:銀座あけぼの
銀座で生まれ育ったお菓子屋さんと題するのがこちら「銀座あけぼの」さんです。
終戦後に冬場はおしるこ、夏場はかき氷を提供するお店としてスタートしました。
甘いものが貴重だった当時に、新しい日本の夜明けを願う想いを込めて「あけぼの」と名付けたそうです。
お菓子を通してお客様の心を満たし続けるといった理念を掲げる「銀座あけぼの」さんのおすすめの「水ようかん」はこちらです。
風変わりなパッケージの水ようかんを並べている「銀座あけぼの」さんです。
ネーミングも「くちとけ水羊羹」と命名されており、期待十分です。
竹笹の柄がとてもおしゃれです。
そのまま食べるのは勿体ないので、お皿に移して模様を楽しみます♪
崩してしまうのが勿体ないような感じですが、早速食べて見ます〜
スプーンがほとんど抵抗無く、ススっと水ようかんに入ります。
柔らかさが伝わって来る感じです。
一口食べてみると・・・!
ほんわりとした口ざわりの優しい食感です。
ん〜ツルツル食感がたまりません♪
口あたりが柔らかくて、こしあんの風味が強めです。
結構、軽く感じるのでツルツル食べてしまいます。
だからと言って甘さが控えめという訳では無く、しっかりと小豆風味が残ります。
ちょっとしたお上品さと風味を堪能できる「銀座あけぼのの水ようかん」でした。
●銀座あけぼのの水ようかん
まろやかな舌触りとあずきの風味が濃厚な水ようかん⑤:文明堂
誰もがご存知かと思います、有名なお菓子屋の「文明堂」さんです。
水ようかんの紹介で文明堂?と思う方も多いと思います。そうです、文明堂さんはカステラで歴史があって愛され続ける有名なお菓子屋さんです。
1900年(明治33年)に長崎で文明堂は生まれました。
大正時代に入り、東京へ進出します。
大正13年に全国では初となるカステラの実演販売を始めることで一躍有名となります。翌年の大正14年には、宮内庁御用達を賜るまでとなり、人気もうなぎ上り。
店舗も順調に増やしながら、昭和に入るとご存知の方もいると思いますが、テレビCMの原型が一世風靡となります。
「カステラ1番、電話は2番〜」と大きく電話帳に宣伝を出しました。
3時のおやつは文明堂〜♪というCMですね。
そんなカステラで知名度満載な文明堂さんのおすすめ「水ようかん」はこちらになります。
文明堂の水ようかんってどんな味がするのだろう?!
正直いうと、私自身がそう思ってました…。
パッケージの表紙は普通です。
パッケージの器の部分がゴールドで少し豪華な感じもしますが、
大切なのは中味の「水ようかん」とその味です。
期待膨らむ容器の中はどんな感じでしょうか?
早く中味を見たい!ですよね。蓋を開けるとこんな世界です!ご覧ください!
ピカピカの水を打ったような表面の輝きです!
注意書きにあったように、お汁が滴り落ちるような水分多めです。
いかがですか?見た感じはキレイな小豆色の艶やかな水ようかんです。
想像どおりの中味だと思います。
でも、食べたその瞬間!!!
早く食べたくて、食べた瞬間?!
あれ?と感じる水ようかんです。
特徴だけいうと〜
- 羊羹は固め
- そんなに甘さは強くない
- あずきの風味が最高
私の水ようかんのイメージを言うと〜
【甘い】=固い・味が濃い・あずき強い・後味強い
そんな印象が強かったのですが、文明堂さんの水ようかんはどうも違っていました!
いい意味で予想を裏切って楽しませてくれる味に仕上げた水ようかんだと思います。
勝手な思い込みを裏切ってくれる美味しい「文明堂の水ようかん」でした。
●文明堂の水ようかん
ガツンとくる甘さと濃厚な味にこだわった水ようかん⑥:とらや
羊羹と言えば誰もがこちらのお店を連想するのではないでしょうか?「とらや」さんです。
「とらや」さんは室町時代に京都で創業したお店です。およそ5世紀に亘って和菓子屋さんを営んできました。
後陽成天皇の御在位中の1586年〜御所の御用を勤めます。1869年(明治2年)東京遷都にともなって天皇にお供し、京都のお店はそのままとしながら東京へ進出しました。
全国各地で見かける「とらや」さんですが、中でも静岡県御殿場にある直営店の虎屋菓寮は有名です。富士山の麓の広大な敷地に四季折々の季節感を感じながら味わう甘味は最高の『おもてなし』と話題にもなりました。
そんな歴史のある、尚且つ老舗の持つ高級感を武器にチャレンジし続ける「とらや」の「水ようかん」はこちらになります。
さすが歴史ある由緒正しいとらやさんです。ショーケースに陳列された水ようかんは しっかりと整列し並んでいます。
高級感を漂わせる独特の雰囲気はとらやさん”ならでは”とも言えます。
商品説明のしおり(英語表記付き)とスプーンを一緒に提供してくれる「とらや」さんの水ようかんは、おもてなしを感じます。
水ようかん自体は小ぶりですが、存在感はバツグンです。
さて、中味の水ようかんはどうなのでしょうか?
独特の存在感を感じてしまいます。
ずっしりと小さな容器に詰め込んだ重厚感ある水ようかんです。
色も濃く餡子の風味が漂ってきます。
綺麗な濃い色をしています。
スプーンですくってみると、見た目通りに重みがあります。
また、しっかりとした固さもあって煉羊羹(ねりようかん)?と間違ってしまいそうです。
もともと「とらや」さんの羊羹は、固めで濃いめというのが定番です。それがとらやさんの羊羹の特徴でもあります。
「水ようかん」もおそらく同じ商品コンセプトで作られているため、固めの設定となっているのでしょう。
もちろん、とらやさんの商品同士で比べてみれば、煉羊羹(ねりようかん)よりは柔らかいです。
このしっかりした固めのイメージは、お写真からも見て取れるのではないでしょうか?
お味の方は?
全てがしっかりとした味に仕立てられています。
小豆の濃さ、強めの甘さ、しっかりとした食感、後味の強さ。
他店の水ようかんより器や容量は小ぶりですが、濃縮された「水ようかん」と言えばお分りいただけるかもしれません。
印象強く記憶に残る「とらやの水ようかん」でした。
●とらやの水ようかん
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お好み別おすすめランキング小田急百貨店町田店B1F水ようかん編
水ようかんといっても、人それぞれ好みのタイプがあると思います。
そこで、今回は以下の3つお好み別におすすめの水ようかんをランキング化してみましたので、ご購入されるときの参考にしてみてください。
・歯ごたえあるようかんの甘い濃厚さが大好きな人におすすめな水ようかんランキング
・涼しげな爽やかな見た目を求める人におすすめな水ようかんランキング
・優しい舌ざわりと風味を大切にしたいという人におすすめな水ようかんランキング
歯ごたえあるようかんの甘い濃厚さが大好きな人におすすめな水ようかんランキング
第1位:とらや
選出理由:ようかんの個性をここまで強調した特徴はダントツのNo.1です。
第2位:叶 匠壽庵
選出理由:竹の器に入ったデザインからは想像できない濃厚さと甘みです。
第3位:文明堂
選出理由:しっかりとした食感ながらも舌ざわりと小豆風味を生かしたのが良かったです。
涼しげな爽やかな見た目を求める人におすすめな水ようかんランキング
第1位:禅寺丸本舗
選出理由:上澄みの寒天と小豆の粒のアクセントが素敵で器も涼しさを強調してます。
第2位:叶 匠壽庵
選出理由:竹筒に詰められたようかんは冷たくなっているイメージも連想しやすい。
第3位:両口屋是清
選出理由:鮮やかなデザインと色付け薄めの水ようかんは容易に夏を連想させてくれます。
優しい舌ざわりと風味を大切にしたいという人におすすめな水ようかんランキング
第1位:禅寺丸本舗
選出理由:舌に乗せた時のふわふわ感ととろける感じはとても新鮮です。
第2位:銀座あけぼの
選出理由:柔らかな食感がありながら優しい小豆の風味が尾を引くのが良い。
第3位:両口屋是清
選出理由:和のプリンと紹介したほどに口あたり良く滑らかさが最高です。
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まとめ
水ようかん編はいかがでしたか?
同じようかんでも、ようかんにはジャンルがあるのをご存知でしょうか?
種類がいくつかあるんです。
水ようかんと聞けばご想像のとおり、羊羹(ようかん)の水々しいバージョン?と疑問に感じる人もいると思います。
名前はほとんど同じですが、羊羹は羊羹でも作り方でネーミングが異なります。また出来上がりの味わいも随分と違うんです。
みなさんご存知の羊羹とは小豆を加工した餡を型に入れて寒天で固めた和菓子の事ですが、細かく分類された言い方をすると「ねりようかん(煉羊羹)」といった表現になります。
「煉羊羹(ねりようかん)」は寒天の添加量を多く入れてしっかりと固め、保存ができるようにした加工食品になります。
一方で水ようかんは?というと、羊羹に比べ寒天の入れる量を少なくし、滑らかに柔らかく仕上げたもので、保存期間は羊羹に比べて短くなりますが口あたりが独特で冷やして食べる習慣が一般的です。
水ようかんは美味しいだけではなく、暑い季節に冷たい甘さで疲れを取ることも出来ますし、ほんのりと優しい舌ざわりで心の安らぎを感じることのできる和のスイーツです。
涼しげな見た目に誘われお店に吸い寄せられてしまう「水ようかん」の魅力は語りつくせません。
私の考える「水ようかん」の魅力のひとつは、
- どなた(誰)が味わうのか?
- どなた(誰)とご一緒に召し上がるのか?
についてお店を選ぶのが面白い選び方と思います。
「水ようかん」をますます好きになってもらえるのならご紹介した甲斐があります。